『 彼の楽園 』





「エドワード・・・僕も、連れて行ってくれないか?
君の世界に・・・・・・」

「それは別に構わないけど。いいのか?
ここに・・・お前の世界にまた
戻ってこられる保障なんて、ないんだぞ?」

「それは、解ってる。生まれ育ったこの国に未練がないわけじゃない。
でも・・・・・・どうしても・・・・・・
見てみたいんだ、君の故郷を」

「ハイデリヒ・・・・・・・」

「会ってみたいんだ、君の・・・・・・その機械鎧の製作者に!!」

「・・・・・・そう来ると思ったぜ」

「それに、君の故郷では一般的なんだろう?
・・・・・・右を向いても機械鎧
左を向いても機械鎧
オイルの匂い滑らかな稼動のベアリング黒光りするフルメタル
あぁっ!なんて素敵なんだ!!」

「確かにアイツと気が合いそうだな」

「待っていてくれ、僕のシャンバラ!僕の理想郷!!」

「・・・・・・楽しそうでなによりだ」

「さあ、エドワード!!先ずはロケットだ!
研究に取り掛かろう!図面を引こう!」

「とか言いながら機械鎧に頬擦りするのはやめてくれ」

「ビバ、機械鎧天国っ!!!」