『 僕の暴走・貴方の自爆 』
やばい。可愛い。
何で急にこんなこと思うようになってしまったんだ僕は。昨日まではまるでなんとも思わなかったっていうのに・・・・・・・・・。
やばすぎる。可愛すぎる。
僕の横で鼻歌まじりに楽しそうに鍋をかき混ぜる姿に、食事が済んでソファーに転がり本を読みふける横顔に、どうしても視線が吸い寄せられるドキドキと胸が高鳴る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・恋、なのか・・・・・・・・・?
何だって兄さん?男だってのに血が繋がってるっていうのに・・・・・・なんだって一体?
そんな馬鹿なと思いながらも、あの白昼夢に見たウエディングドレスな兄さんの姿がまぶたに焼き付いて離れない。
いや・・・・・・・・・それ以上に・・・・・・・・・・・・・・・・・。
自室に戻って恐る恐る上着のうちポケットから取り出した小さな紙袋・・・・・・・・・。
その中身を身につけた兄さんの姿をまた妄想しなおして興奮を新たにしてしまう。
女物の下着を・・・・・・それも、こんなベビードールやいやらしいショーツを身につけさせられて泣きそうな兄さんをまずは視線で嘗め回して、舌で唇で可愛がって・・・・・・・・・。
あぁ、やばい。股間がズキズキする。
・・・・・・・・・・・・・やっちゃうのか、僕は?オカズにしちゃうのか、兄さんを・・・・・・・・・?
「ははは・・・・・・・・・」
いくらなんでもソレはちょっとアレだろうと虚しく笑って、オトコの嗜みグラビア雑誌をマットレスの下から引っ張り出して、捲る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダメだ・・・・・・・・・。
ズキズキどころかムラムラもしない。ただモヤモヤと、満たされないナニカが胸のうちを不快に濁すだけ。
僕は、もう一度兄さんの媚態を思い浮かべる。
たっぷりと味わって紅く腫れた唇が切なそうに僕を呼ぶ。ツンと立った小さな乳首を甘噛みして甘いよがり声を上げさせて・・・・・・・・・。
ドクンと大きく脈打って、その1点に血液が集まる・・・・・・・・・・・・・・・・・正直だな、カラダは。
そっと、音を立てないように紙包みを開け、その柔らかな布を取り出す。
ふんだんにレースをあしらった、小さな布地。
その、左右に分かれたクロッチを丁寧に割り開いて、トロトロに熟れた兄さんを舌先で味わって・・・・・・・・・。
僕の手で追い上げる。金の髪を打ち乱して唇を戦慄かせて。僕にきつくしがみ付いて震える声で僕の名を呼んで絶頂を迎える・・・・・・・・・。
膨らむ妄想に堪らなくなって、パジャマのズボンに右手を入れる。
あぁ・・・・・・・・・・・・・とうとう僕は・・・・・・実の兄をオカズに・・・・・・・・・・・・・・・・世も末だ。
そんな至極当たり前の複雑な気持ちは、かつてなくグレイトに昂ぶった己の分身への感嘆に、いとも簡単に置き換えられる。
しかしよもや、こんな(世も末だとは思うが)ゴージャスなオカズが家の中をうろうろしていただなんて、驚きだ。
さすがに現物(兄さん)と合意でどうこうなんてことは有り得ないから、まぁ、ここはひとつオカズとして大切に使わせてらおうと、熱く熱く脈打つソレに手をかけたところで響くノック音に、僕はベッドの上で飛び上がる。
「アルーぅ、開けるぞ?」
返事どころか言った本人が言い終えるまで待たずに開かれた扉には、枕を抱えたごちそう・・・・・・じゃなかった、兄さんの姿。
「なっなななななな何、兄さんっ!?」
間一髪、自分でも惚れ惚れするような反射神経で、立てた膝にブランケットを掛けて隠す。
「燃料買い忘れた。ストーブ点かなくてさみーの、俺の部屋」
だから一緒に寝るとぼやいて、兄さんが僕の毛布にもぐりこむ。
やっっやばいってっ!!
だって今、たった今、使って抜こうと企てていた魅惑的なオカズの兄さんが無防備にも同じベッドで寝るだなんて!!
もつのか?堪え切れるのか僕の理性!?
ドキドキするものすごくドキドキする心臓が早鐘を打って今にも飛び出しそうに暴れまわっている。
そんな僕の焦りも知らずに、兄さんは僕のベッドの中で落ち着く場所を探している。
温もりを求めてか、僕の腕の中に入ってくる。
そんなに寄ったらつついちゃうって!!!!
必死で身体を‘く’の字に曲げて腰を引くのに、僕の苦労なんかまるで知らない兄さんは、そんなに離れたら寒いと眉間にしわを作りながら寄ってくる。
壁際に追い詰められ、詰め寄られて、兄さんの下腹に擦り付けられる。
「!?!?!?!?・・・!!!!!!!」
ガバッと凄い勢いで起き上がってブランケットを跳ね除けて、兄さんがそこを凝視する。僕もつられて飛び起きる。
ズボンの下でテントを張って・・・・・・どころか、パンツのゴムまで伸ばす勢いでいきり立ったソレを見られて僕はパニックを起こしかける・・・・・・・・・・・・・・・が。
「たっっっ、大変だっっ!!!!!」
兄さんは、もっと挙動不審だった。
何を思ったかというより何か考えているのかどうか、兄さんが僕のパジャマのズボンを下着ごと引き摺り下ろす。
「大変だっ、アルっっ!!」
室内とはいえ冷えた夜気にさらされて尚、熱気を放つソレをムンズと掴んで擦り始める。
「なっ、ななななななな何してるのさ兄さんっっ!?」
「だだだだだってこんなになってたら擦るしかねーだろぅっっ!?」
こ・・・・・・コレは僕の妄想なのか?僕は既に夢を見ているのか?だって有り得ない。パジャマ姿で味付け・・・じゃない趣きの違うオカズの兄さんが、僕のやんちゃなムスコを両手で握って擦りあげている。一心不乱に。
パジャマ姿もなかなかいける・・・・・・・・・って、そうじゃなくて!
「ちょ・・・・・・っ兄さん!もう、放して・・・・・・・・・そんなしたら出ちゃうよ・・・・・・っ」
だって、ひんやりとした兄さんの指が絡んで気持ちイイ。
「えっ!!えぇぇっっ!?大変だティッシュティッシュ!!!あぁぁあんな遠くにっ!!」
「だから、やばいからもう・・・・・・っ」
「えっっ!?えっっ!?ど、どどどどうしよ・・・・・・・・っ!」
だからいいから放してくれ兄さんっっっっっ!!!!
パクンっ
「えっ・・・・・・・・・?えぇぇぇっっっ!?」
>>・・・・・・・・・続いてしまう(汗)