『 超殺人的LoveBomber 』
「おはよう、アル♪」
いつものように機嫌よく可愛らしく兄さんが朝の挨拶をくれる。
想いを確かめ合ったあの日から繰り返される毎朝の儀式。
ただ、何時もいつも気になるのは・・・・・・・。
「兄さん・・・・・・毎朝同じ台詞を繰り返していると思うんだけど、おはようは僕の顔を見て言ってくれないかな」
兄さんだってもう聞き飽きただろう。僕だってかなり言い飽きている。
「あ、おはよう、アル♪」
にっこりと、小首を傾げて可愛らしく、人間兵器がようやく僕の顔に笑顔を向ける。
「・・・・・・おはよう、兄さん。で、どうして毎朝毎朝まずソッチに挨拶するのさ」
眉間にしわを寄せて問いただす僕の脚の間から上目遣いに、バラ色の唇を尖らせて。
「だって・・・・・・傷の具合が、気になるし・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・そう、兄さんが毎朝真っ先に挨拶するのはアルフォンスJr。
さわやかな朝陽射すベッドの上、毎朝パンツを引き摺り下ろされ股間が涼しくて眼を覚ますのはあまり爽やかな気分とは言い難い。
うっかりなかなか目が覚めなかった日には包帯でグルグル巻きにされていて眩暈がした。
因みに、傷の具合というのはアレだ。
僕を誘惑しようとさまざまな手段を講じた兄さんのあまりに人の気も知らない無防備(に見えた)な媚態に、そうとは知らずムスコを宥め賺すのに疲れ果てた僕がブチキレて怒鳴りつけた夜。
家出をしようと思いつめた兄さんが、せめて一度の想い出にと僕の寝込みを襲い起たせて乗ろうとしゃぶっているところで僕が目を覚まし、あまりの光景に急成長したムスコに咽た兄さんがはずみで思い切り噛み付いた、あの傷だ。(『人の気も知らないでっ!』参照でよろしく)
「大体なんだよ、その格好は・・・・・・?」
ありえない・・・・・・・・・あまりにもあり得ない兄さんのその服装は真っ白なナース服それもミニスカート。
「看病だし、ほら、何事も先ず形から入ったほうがスムーズだし」
どこで手に入れたのかは知らないけど本物の看護師はそんなギリギリな丈のナース服は着ないと思うし心なしか生地も薄い。
ほとんど四つんばいという体勢で、やけに形良く浮き上がったなだらかなカーブにもしやと思いその白いスカートを捲れば案の定現れる白い生尻。
「あぅっっ!アルのエッチ!!」
「そんな後ろから丸見えの格好しといてエッチもクソもあるかっっ!!!」
その尻を鷲掴んで兄さんの小さな身体を転がして。
上半身を起こした僕の脚の間に、ドロップしてじたばた暴れる兄さんの大開脚。
「やぁっ!見えちゃうみえちゃうっっ!!」
パフスリーブから伸びた手には白い手袋。それ自体は機械鎧を人目に触れさせないためにかつて毎日身につけていたものではあるが・・・・・・・・・。
どこでそんなマニアックなコスプレ覚えてくるんだ兄さんっ!
恥らって隠しているというより企んでいるとしか思えない絶妙なチラリズム。
手袋をはめた指の隙間から覗く、ピンク色をしたお宝を舌でつつけばおずおずと手がはずれる。
その手首をしっかりと捕まえて、あらわになった股座に顔を埋める舐めまわす。
「ひゃ・・・っ!あ・・・・・・・ぁん、アルぅ・・・っっ」
ぷきゅぷきゅとした陰嚢を口に含んで舐め転がす。兄さんの可愛い性器がふるふると震えながら勃起する。
「して欲しくてこんなエッチな格好してきたんでしょう?」
無理な体勢のせいか気持ちが良いのか恥ずかしいのか、丸い頬を真っ赤にして兄さんがふるふると首を振る。
「やぁ・・・・・・んな・・・じゃぁな・・・・・・・・・っ」
「うそ。・・・・・・だってここ、石鹸の匂いしてる。凄くきれいに洗えてるじゃない」
きゅぅっと窄まった襞を舌先でくすぐる。先刻たっぷり可愛がった陰嚢がきゅんと引き締まって目の前で揺れる。わざとピチャピチャと音を立てて舐めてチュパチュパと吸う。
「んっ・・・・・・ふぅ、ん・・・・・・・・・・あぁ・・・んっ・・・・・・アル・・・アルっっぅ」
恥ずかしがって感じ入って興奮した兄さんの浮き上がった腰がなまめかしく揺れる。限界も近そうに反り返った性器から先走りの水が溢れて兄さんの口元にしたたる。
そんな媚態を見せ付けられて平然としていられる訳ありはしない。
まだ10代でそんな枯れている訳が無い。
ゾクゾクとした興奮が!可愛い獲物をこの手で善がらす快感が!
腕の中の白い肉を貪りつくしたくて口の中に甘い唾液が湧き上がるそれはまさしくオスの情動。
柔らかな内腿に歯を食い込ませる兄さんの咽喉がひくりと動いて甘い鳴き声が上がる。
この獲物を征服する為の器官に血液が集まる臨戦態勢を整える!
「・・・・・・・・・・・っつーーーっっ!!!!!いででででででででっっ!!」
パンパンに腫れ上がった海綿体、当然のごとく治りかけの傷は引き攣れて・・・・・・・・・。
「あ・・・あ、アルっっ!?大丈夫か!?・・・・・・・・・・あ、かさぶた・・・・・・」
ぺりっ
「んぎゃぁっっっ!!!む・・・っ剥くなよっっっっっっ!!!」
「あぁっ、ごめん・・・・・・っ!!」
そう、これが僕たちの日課。
想いを確かめ合ったあの日から繰り返される毎朝の儀式。
こんなんで・・・・・・・傷が治るわけが、無い・・・・・・・・・・・・・・・だろう?
END