『自分の背中』




この罪を償うその日まで
皆の中で笑う自分の背中を
斜め上から見ている


罪の重圧に
耐え切れずに嘆く己など
決して許すことは出来ない
お前の苦しみを忘れて
お前の優しさに甘えて溺れ暮らすことなど
どうして許されるだろう


絶え間なく流れ続ける涙はただ
己の心の中だけに


お前にも誰にも
決して悟られないように
皆の中で笑う


笑う自分の背中を
斜め上から見ている
演技を見守る
舞台監督のように