『 青く澄み渡った遠い空 』



雲ひとつない、深く澄み渡った青い空
車窓から吹く風は乾いて
心地よく、頬をなでる
流れる緑が生まれ育った小さな町に似て
懐かしくて、嬉しいような気持ちになって
振り向くけど
隣の席に、お前が、居ない



会いたい
会いたい
会いたい
会いたい
会いたいのに
でも
会えなくて
お前が、遠くて
こんな気持ちのいい日差しの中
お前が足りなくて
お前だけが、足りなくて
浮き足立っていた気持ちが
音を立てて萎んでゆく



会いたくて
会えなくて
会いたくて会えなくて
会いたくて
会いたくて
会いたくて
会えなくて
触れたくて
触れてほしくて
その声が聞きたくて
会えなくて、寂しくて
恋い慕う心を
捨ててしまうことも出来なくて
会いたくてあいたくて
切なくて
なきたくて
けれど
お前の腕の中じゃなくて
泣くことも出来なくて


この思いを


どうすることも出来なくて



会いたくて会えなくて
会いたくて
会えなくて
会いたくて



会いたい
会いたい
会いたい
会いたい
お前に会いたい



会いたくて会えなくて
なきたくて
会えなくて
深く美しく澄み渡った空が
それだけに寂しくて
オレの目元で
白く
滲んだ